初のファットマーモットウィーク優勝者は「岩を食べる特別な男の子」

この夏、ロ키マウンテン生物研究所が初めて開催した『ファットマーモットウィーク』。その優勝者は、岩の味を楽しむという独特な嗜好を持つふわふわの太った父マーモット、ドーンだ。彼はオンラインプロフィールで、複数の子マーモットを産ませた実績を持ち、岩から塩分やミネラルを舐め取ることが知られている。今年の夏、体重は2.5キログラムから5.9キログラムまで、ほぼ倍増した。約5.5ポンドから13ポンドまでの変化だ。

『彼は確かにその資格があるよ』と、ファットマーモットウィークの主催者ケイティ・アドラーは『アズイットハプンズ』のナイル・コクサル司会者に語った。『彼は岩を食べる特別な男の子なんだ』。

しかし、王冠を被る者は重い。チャンピオンとしての立場を果たすとともに、ドーンはマーモットプロジェクトの非公式大使としても活動している。これは、アメリカの科学・教育予算削減の波の中で、未来が不透明な長期研究プログラムだ。

ファットマーモットウィークは、アラスカのカトマイ国立公園・保護区が運営する『ファットベアウィーク』にインスピレーションを得ている。マーモットもクマと同じく冬眠動物であり、近いうちにゴシックの黄色いお腹マーモットたちも、8週間の冬眠に向けて身を隠す予定だ。

『冬を越すためには、すべての脂肪を蓄えなければいけない。だから、ものすごく巨大になるんだ』とアドラーは述べた。

ロサンゼルス大学の大学院生であるアドラーは、ロキマウンテン生物研究所のマーモットプロジェクトに所属し、黄色いお腹マーモットの長年にわたる世代研究を行っている。1962年に始まったこの研究は、タンザニアのジェーン・グッダールのチンパンジー研究に次いで世界で2番目に長期間にわたる個体識別された哺乳類の追跡調査だ。

オタワ大学の生物学者ジュリエン・マーティン氏は、プロジェクトのリーダーの一人であり、『過去60年間で、5000頭のマーモットが12世代にわたって研究対象となった。人間の視点から言えば、1700年代初頭くらいまで遡ることになる』と語る。

『同時に環境の変化も追跡している。つまり、野生の動物が気候変動や他の揺らぎに対し、どのように適応し進化しているかを理解しようとしているのだ』。